月の葉っぱ

夜明けはもうすぐそこに。

何もしない

 

何もすることがないとき、

何もすべきことがないとき、

何もしなくていい

 

何もしたいことがない、

何もしたくない、

そんなときも、何もしなくていい

 

何もしないことが

つまらない、時間の無駄だと言われても

それはその人のものさし

 

何もしないことで生まれる時間には

「時間の無駄」と言われること以上に

大きな意味を持っている

 

 

何もしないこと

それは悪ではない

 

むしろ何かし続けなくてはいけない

と考える人が多い中で「何もしない」ことをするのは

少し勇気がいる

 

何もしなくてOK

誰かと会わなきゃ、

誰かと話さなきゃ、

何か資格取らなきゃ、

何か趣味を持たなきゃ、

そう思わなくても大丈夫

 

何もしない

何もしなくていい

それでいい、

それでいいのに気にしてしまうのは

やはり他者の目があるから

 

他者の目を排除しないと

自分の思うようにいかない

 

他者の目はそこまで確かでもない

 

 

 

 

誰とも会わずに、何もしないでいる

そうやって一人でいるといろんなことを考えて、思いつく

 

こんなこと考えていたのか、こんなこと思いつくのか、

こんなことにあこがれているのか、

そうやって初めて自分の新しい一面を知ることができる

 

一人でいる時間を楽しんでいたら、

きっと同じような人と友達になれる

 

自分だけの時間を大切にしていたら

時間を大切にしている人と知り合える

 

 

ふんわり、ぼーっとできるのは今だけかもしれない

だから今「何もしない」をする

 

これからにも何もしない時間は必要

何もしない時間を作っていく、

余白を作る

 

 

今、何もしないのは、

満たされていることを知るため

 

今、自分が置かれている立場を見る

どんなことに恵まれているか、

何をしている時、楽しそうなのか、

遠くから見つめてみる

 

そうやって遠くから見つめてみると

少しずつ自分が見えてきて、

満たされた気分になる

 

自分は案外幸せなんだって

気づくことができる

 

 

 

満たされた気持ちを大切にする

自分が満たされて前を向いて変わろうと、

明るく積極的なら

 

こうしたほうがいい、こうすべきだ、

そういった意見は全く自分にとって必要ない

 

 

何もしない、

そうすると自分の声や思い、考えが見えてきて

自分が何をしたいのか、自分が何を思うのか

自分について知ることができる

 

失った自分を思い出し、

これから

自分を見失わなくてすむ

 

自分の思いを大切にする

そうしていると自分のことも大切にできる

 

自分を非難しない

他人も非難しない

 

自分が自分を大切にする

自分が自分を守る

自分を最後まで信じてくれるのは自分がしかいない

 

 

何もしない、

そうしていると、自分に気づくことができる

そして、その思いを大切にする

 

そうやって自分を大切にしていく

 

自分が自分を守る

 

自分を失わないように、

毎日の中に「何もしない」をする