月の葉っぱ

夜明けはもうすぐそこに。

サンキャッチャーのように。

 

サンキャッチャーが太陽の光をあつめて

形のない宝石をそこにつくりあげるように、

 

 

私が会った

たくさんの人やたくさんの本、

たくさんの声や文、音を集めて

 

サンキャッチャーのように

「私」を通して何か1つの宝石が作り出せたら

きっととても幸せなこと。

 

流れ込む情報も、

自分から集めに行く光(言葉や文や話)も

 

全て私をとおってきて

何か1つの見えない光や宝石みたいなものを

生み出して心の中においておけたらいいな。

 

そして、

サンキャッチャーのように

だれもが

何かを思うたびに

その人にしか表現できないものが

生み出されるようになったら

 

もっともっとキラキラと

輝いていくんだろうなぁ

 

だれかの日常が

だれかの日常を照らし

そうやってすべての人の日常が

輝いていく

 

今日も

サンキャッチャーのように

たくさんの光をあつめてみよう