ざわざわざわざわ、
ざわざわざわざわざわざわ…
なんだか不穏な感じからはじまって
だんだん手に力が入らなくなって
だんだん足にも力が入らなくなって
少しずつ歩くのもしんどくなってきて
気づいたら呼吸も浅くなっている
呼吸を整えることに集中しはじめると、
会話に集中できなくなって
受け答えがテキトウになってしまう。
そして、もしも
呼吸を整えることに集中できない場合、
発作が起きてしまう。
でもこれは進歩。
予期しない分からない発作から
予測できる発作になった。
ずいぶんと進歩した。
このざわざわ感のおかげで
発作を防ぐことができるのだから。
でもまだ、
力が入らなくなることを防げていない。
呼吸は浅いままだから
発作は起きなくても、
手も足も力が入りにくいままなのだ。
もう少しもう少し
そこに気づいて進歩して、
自分の身を守れたらいいなぁ。