2017-08-06 雨、道、光 ほわっとしたもの 小さい頃、 雨が降っているとき、 歩道の水にうつった光を踏んづけたくて、 ずっと下と前を向いて、 そのきらきらだけを見ながら歩いていた どうして光がどんどん先へ いってしまうのかと不思議で、 何度もそれを追いかけて走ってみたりした 結局、前の方に見える光を踏みつけたことはない でも、それだけを夢中で 歩道の水のきらきらと、 水にうつる光のきらきらを、 見つめ続けて、歩き続けていたことが なんだか不思議な小さい頃の小さな思い出