月の葉っぱ

夜明けはもうすぐそこに。

『心をまっさらに、さらし期(つれづれノート㉛)』-お気に入り集め-

 

だんだんとわかってきた。

 

私が私をよりよく知れば、

私の望むものがもっとはっきりするだろう。

 

望むものが現実とずれていたら、

いつまでたってもそれは叶わない。

 

今の私が望むもの。

それは昨日の私が望んでいたものとは違う。

 

今の私が心地よいと感じるものは何か、

ということをつきつめることが大事なんだ。 

 

今までそう思っていた、に囚われるのでなく、

今、改めて、本当に思うことを思わなくては。(p.32)

 

外でも、家にいても自分らしくいよう。

自分の道を踏み外さないようにして過ごそう。

 

踏み外すと居心地が悪くなるのですぐわかる。

胸の奥がもやもやとなるので。(p.34) 

 

 

たまにこうやって

閉鎖的になって閉じこもるのっていいかも。

 

いろんなものの本質や意味が

感情をぬきにして見えてくる。

 

まわりからの影響をシャットアウトして

だれにも気を遣わないでいると、

本来の自分らしさを思い出し、取り出す。(p.99) 

 

 人生という階段の踊り場にいるみたいな今。

今度、どんなことが起こるのか、どうなるのか、わからない。

 

モチベーションを保つことが大事だと思うけど、

それすらも人生の流れにまかせればいいのかなと思う。

もうそういうことも大きなものにゆだねて。

 

うちよせる波のように出来事は絶えまなくあり、

それをどう感じるか、どう対処するか。

 

それによってまた自分を知るけど、

知ったからといってどうなるものでもない。

 

絶えまない自問自答の答えをいつも次の波にさがす。

すると答えは流れるように次の問いへと形を変える。(p.105)

 

 

 私のすご~く苦手なことを

すご~く好きでやってる人がいるということに、

自分を縛っていたものがさ~っと消えていくような解放感を感じた。

 

ということは、私が好きでやってることをみて、

その人を縛っていくような解放感を味わう人が

いるということかもしれない。

 

自分の好きなことを無心にすることが他の人を救うことになる。

ということは確かにある、と思う。

 

だから人は、

自分の好きなことをただひたすらに無心にやるべきだ、と思う。

 

苦しさや頑張りで人を救うのでなく、

自分のありのままの自由な感覚や楽しさが人を救うとわかれば、

人は人をとても救いやすいのだが。自分も救われるのだが。

 

それは、視野を広げる、ということでも

あるのかな。(p.336)

 

 

現在を肯定できるということは、

その現在を作り上げた過去も肯定するということ。

 

過去を受け入れれば、

過去から逃れられる。

 

愛することで自由になる。

恨めばますます縛られる。

 

それは人や物に対しても同じ。

今の自分を肯定するということには大きな意味がある。(p.339) 

 

 今年もそろそろ終わる。

私は今年、心と体(と今までの人生と記憶)を

架空の透明な川の水にサラサラサラサラさらし、

スッキリと心身とも真っ白にした。・・・つもり。

 

これからの人生は、今までのことにとらわれず、

1から始めるような気持ちで好きなことだけをしていきたい。(p.378)

 

明晰であるとは問題を考え抜くこと。

 

生活の中で感じるささいな不満や怒りなどをそのつど、

感情だけで反応して放っておくのでなく、

なぜなのかとその原因を追究していくと、

物事の背景や立場など、

出来事の奥行きや広がりを感じられるようになる。(p.384)

 

 

 

世の中というか、人間のおもしろさは、

私にとって「役割分担」。

職業というのは役割分担だと以前から思っている。

総理大臣の役、王様の役、スターの役、実業家の役、

職人、アーティスト、・・・その他すべてのさまざまな役。

 

それというのも人が多いから。

ひとりだったらひとりで全部の役をやる。

ふたりになったらふたりで分担する。

 

今は世界の73億人で分担している。

職業(状況)というのはただの役割なのだと思う

(そしていくつもの人生で大方の役割を体験して次に行く、

・・・なので不公平はないという・・・)。(p.394)

 

 

それがないと

それをしないと生きていけないと思うほどのものこそが

本当の夢なのだ。 (p.395)

 

 周りがそれが、それこそが夢だと語るものが

自分の夢であることは滅多にない。

 

同時に、おおきな家や車、たくさんのお金など

多くの人が望むものが、本当にその人にとってのぞむものであることも

滅多にないと思う。

 

 どうしてもやりたいことがある人は、

どんなに回り道をしてもそれをやるだろう。(p.395)

 

 

明日からも、明晰さへの探求を続けていきたい。(p.396)