月の葉っぱ

夜明けはもうすぐそこに。

全てを割ってしまいたかった

 

あの時

 

何にもないあの瞬間に

 

私のこころは破裂寸前で

激高したかった

 

そこにガラスのコップがあったなら

 

すべてを割ってしまいたかった

 

 

でも、しなかった

 

 

私は  それらを

 

表現することはできなかった

 

 

 

それでも

太陽の光は

いつでも平等だった