月の葉っぱ

夜明けはもうすぐそこに。

言葉を発する

 

口にしてしまった瞬間

外に出てしまった瞬間

 

なんだかとても、

「軽い」もののように思えてしまう

 

だから、

人々が思う、

心の中にある崇高な思いは

安易に外に出さなくていい

 

いつしかわたすときがきたのなら

その宝石は、

自分の手で、大切にくるんでわたしてみよう

 

きっと、

「思いを言葉にして発する」ことは、

人々が思う以上に大切で、

はかなくて、

 

私たちが想像する以上に壮大で

もしかしたらおそれおおいほど敬うべきもの

 

 

簡単に、

私たちが把握できるようなものではないのかもしれない