月の葉っぱ

夜明けはもうすぐそこに。

その子の中にいる私

 

いつも一緒にいるあの子

 

その子がもつ私のイメージは

私がもつ私のイメージと

どこか、かなり違っていて

 

そこにいると私はそのままで変われない。

もしもそのままそこにいたら、

私は、

そこにある私から逃げることはできない。

 

 

その子が語る私を聞きたくない。

 

 

だから私は、

とりあえず、少しずつ、距離を置くことにした。