月の葉っぱ

夜明けはもうすぐそこに。

ひとりでいること

私はひとりでいることがすきなのに、

ひとりでできないこともけっこうある。

 

ひとりでぶらぶら散歩ができない

ひとりでさらっとおでかけができない

特に、ひとりで買い物ができない

何か探している風も、

何か見て楽しんでいる風もできない。

私は買い物が好きじゃないんだ、といつも思うけれど、相手がいる時は買い物がとても楽しい。

 

相手がいないと元気がでない

いつも誰かと一緒にお話していたい

ひとりで待っていることも苦手で、

常に動いていたいし、何かしたい

常に何か発していたい

 

 

 でも、そういいながら

電車に乗るときはひとりがすき

自転車にのるときもひとりがすき

どこかへ向かうときもひとりがすき

 考えるときも想像するときもひとりがすき

 本を読むときのひとり時間もすき

部屋の中にひとりでいるのもすき

 

ひとりでいることはすき

なのに

ひとりでいることが苦手

 

たくさんの人と会ったときは

しばらくひとりになりたい

でも、ひとりでいると、

またいろんな人に会いたいと願う

 

誰かに会いに行くとき

会いに向かっている間はひとりでいたい

会いに行った先ではいろんな人に会いたい

帰るときはひとりでいたい

 

今の自分はそのような、

ちょっとわがままなひとり好き

 

ひとり、一人、1人、独り、ヒトリ…

 

ひとりでいることって単純なようでいて

難しい。

 

ひとと会うことが好き

でも、ひとりが好き

 

複雑なことは嫌いなのに、

ここだけはどうしてもシンプルにできない