月の葉っぱ

夜明けはもうすぐそこに。

ふわっと浮かんだ言葉をつかむ。

 

本を読んで、新聞を読んで、広告を読んで、

ふと思ういろんな言葉。

そのいろんな言葉は、

読んだものの上にふわっと浮かぶ

そこにあらわれた言葉をバサッとつかんで

記録する。

どこかへ消えないように

どこかへいかないように、

大きく包む

 

何かを読むたびに

人はきっと何かが見えて何かをつかむ

 

いろんな人のふんわりした言葉を読んで、

からだが軽くなる気持ちに、

いつまでもなれたらいいな

 

いろんなふんわりした言葉に、

何も反応できなくなってしまわないように

何を読んでも、何も思いつかないような、

そんな悲しいことにならないように

いつまでもこどものような心をもっていたい

 

 

聞いたことがありそうでなかったふんわりした言葉

でもそれは、もともとは存在している言葉

全く新しく作られた言葉ではない

なのに、あるひとが、そのひとが

つむぎあわせて、あみだしてみると

不思議。

読んだことも、聞いたこともない言葉が

あらわれる

 

そんな聞いたことがありそうでない

その人だけの言葉をよんでみたい

ふんわりした独自性のある言葉。

 

いつも、これからも、

言葉に表せるのか表せないのか

その真ん中にいてみたいな