小さな大学生

   言葉にあらわせられるか、あらわせられないか、 そんな感じ。

~課題との戦い~

 

昨日は6時に起きた。なんで突然6時に起きられたのかというと明日提出するレポートが2つあるから、そしてそれが終わっていないから。でも一瞬2度寝して結局動きだしたのは6時半(一瞬…?)だから、出発まで1時間と少ししかできないことに気づいた。だから今日は休み時間と空き時間に仕上げてしまおうと意気込んでパソコンを持って行っていくことにした。パソコンを持つたびに、まだ何も生み出していないのに、何もできないのにプレゼントしてくれたんだよね、といつも思う。このパソコンでまだ何をする、と決まっていないのに、これからの可能性を信じてくれたのかな、と思ったりする。ネット環境も整えてくれたお父さん。大切に使おうといつもパソコンには気をつかっている。今日もパソコン用のカバンに入れて、それをさらにリュックに入れて、バインダーとテキストではさんで外からの刺激に耐えられるようにしている。きっとやりすぎかも、むしろ悪影響だったりして、でもとっても薄いパソコンだから守らないと、と思ってしまう。電車の中でリュックを下ろさないといけない時もあるから、とにかく包む。下ろすときはゆっくり。こんなに気をつかうなら家でやればいいのだけど、なんだか今日は学校でできそうな気分、かつ今日仕上げないとどうするんだって話だから。他の子はみんな徹夜して仕上げることが多いみたい、でも私、早く寝たいからなるべく前日に終わらすようにしている。

 

今日は水曜日だ!水曜日は出会える人が多いからなんとなく気分が上がる。水曜日っていう言葉の響きもいいなっていつも思う。さ行だとさわやかな感じがするから。授業も好きなものが多いから、今日は何もしなくても気分は上がっている。今日一日分の用意をして、また、おもちとコーヒーを食べてすぐに課題を始めた。ロックフェラーについてはあと少し、マグリットについてはまだまだ、両方を少しずつ仕上げに近づけようとしていたらまたもやもう出発時間、やわらかいワンピースをがばっと着て重いリュックを丁寧に背負って足早に駅へ向かう。今日は朝、いつもより早く起きられたこともあって、課題も少し進んだ。だから気持ちは軽く、明るい気分で向かうことができた。今日の駅は小さいホームにちょうどいい人数だった。反対のホームにいる人も雰囲気がいい人がちょうどいい人数でそこにいた。そこで、あ、これって見えている世界は自分だけの世界ってこういうことなのか、と思った。もしかして内面の世界が自分の見えている世界なんだっけ、どこかで読んだ本にあった気がする。今日はそれに近いのかもしれない。そうか、だから昨日駅の中に人が多いような気がしたのは自分の頭の中がいっぱいいっぱいだったからなのか。なんて、そんなちょっぴり無駄なような考えをめぐらしながら学校へ向かっていった。

 

今日はなかなかいい一日の始まりだ、と思いながらその気分をさらに盛り上げようとお気に入りの曲を少し大きめの音量で聞いていた。今日は学校につくまでの時間があっと言う間だった。外の景色を見て音楽を聴いて、今日も新しい1日が始まるんだなあと思いながら。

 

今日の授業は国際関係論から。今日は核なき世界について、今までの流れを振り返る。自分の知識がいかに欠けているかに驚きながら、たくさんメモをとる。なるほどと思ったらとにかく自分の言葉でまとめようと思い、ノートに聞いたことと理解したことをまとめていく。知らないことばかりで授業時間中はずっと手が動いている。スライドの文字が表れたら、メモをし、先生が発する言葉を頭に入れてメモをし、自分でなるほど、とか疑問に思ったことをメモする、この授業が終わるころにはいつもどっと疲れている。まだ名前も聞いたことがないけれどなぜか話すようになった人と再来週に行われる試験について話し、お互いのゼミの雰囲気などをふわふわと会話して、お互いは別々の教室へ行く。毎回少しずつ話して仲良くなっていく。お互いの空間に入りすぎない距離感がとても心地よくて、いつもふんわりした気持ちになる。こんな不思議な関係もいいな。

 

今日の昼休みは図書館で課題をする。パソコンに向かってとにかく書く。何度も読んで直す。全体を読んで流れを意識しながらうまくまとまるように構成を考える。次の授業が始まるぎりぎりまでなんとかのめりこめた。たまには休まない昼休みもいいなと思えた。次の授業が始まるまでしかできないから、ものすごく集中できる、そしてとっても静かだから。

 

次の授業はいよいよ美学。この授業では毎回のように、生徒の前回のコメントに先生が熱く、楽しそうにコメントをする。時々、ヒートアップしてコメントに答えているだけで授業時間の50分ほどを使っている時がある。思ったことをなんでも言う先生だから90分聞いていてもまったく疲れない。今日、先生が何度も言っていたことはCriticizeは評価した後で批評することなんだ、ということ。正しく評価することは難しい、でもただ単に否定するだけは簡単、能力がないから評価できないんだと何度も言っていた。確かに、多くを知っていたら、評価したうえでどの点を批評すべきか、なぜそのように表現されたのかを理解できるだろう。批評している人がえらいと思っているかもしれないけど、そうじゃないんだ、とも言っていた。今、クレーマーが多いのは、批判していることがかっこいいと心のどこかで自分が思っているのかもしれない。批評されるとつい、なるほどと思ってしまう、それが批評する人が賢いと思ってしまう一因なんだろう。批評する人をみるわたしたちも正しく評価できないと、安易に発言する資格なんてないのかもしれない。先生はますますヒートアップして、まったくメモが追い付かない。とにかくメモをとっていたら、授業は終わってしまった。また来週のお楽しみ、まだまだ知識も考えも足りないから、この授業が終了するまでずっとこんな感じだろうな。

 

次は空き時間。この時間の中でレポートを終わらせて今日は早く寝ようと意気込んでいた。でも、授業も昼休みも没頭していたから、もうすっかり元気がなくなっていた。しぼりきってからもう一度しぼるような感じでパソコンに向き合うことが少ししんどかった。なんとか今まで仕上げた分をもう一度読み、補充するところは補充して、訂正して、力尽きた。次の授業まであと40分ほどあるけれど、これ以上は頑張れない、そこでやめた。また帰ってから少ししよう。ぼんやりしながら、いつも持っている本を思いつくまま読んで時間が過ぎていった。この時も図書館はとても静かで、癒された。

 

今日、最後の授業は芸術学。たくさんの宗教画を見せながら主題と背景を先生が授業時間中ずっと語る授業。美術に関してはあまりにも知識がないため、少しふてくされながら懸命に聞いて知識を増やすしかない。ただ、神話の神の名前は何度も見ないと板書できないほどややこしい。なかなか興味は持てないけれど、今のところ嫌いではない。なんとか興味を持てればいいな。

 

帰りの電車の中ではずーっとぼんやりしていた。

この時に、今、何にもないな、なんか記録してみようかなと思った。

そして今に至る。なかなか振り返ろうと思った日々から、今に追いつかないけれど、なんとか振り返ってみよう。

 

あ、そう、レポートは結局、なんとなくやりきれなかった気分で印刷しにコンビニへ行った。ふるカフェ系のハルさんを見て、今日は終了。

明日はどんな日を過ごそうかな?

さて、明日も新しい一日です。

 

 

特に何にもないけど何かある大学生の日常②